2004年 11月 07日 サイパン |
〜ダイビングというスポーツ〜 私は今現在、「ダイビングインストラクター」を仕事としている。 が・・・・・10年後はなにをしているかわからない。 また、・・・・10年前はこんな仕事をするとは思ってなかった。 でも、海はそれなりに好きだった。 講習を受けなければ出来ないスポーツ。 大前提としてスポーツに分類されるかどーかもびみょーだ。(笑) めんどくさいし、時間もかかるし、お金もかかる。 いかがわしい、あやしい、うさんくさい、ダイビング屋さん。(笑) 誰しもが考えることだろう。 私ですらそうだった。二の足を踏む。 残念ながらこれがダイビング業界の現状だ。 (個人的な私の考え方なので、実際はどーか知らない。) 業界を変えてやる!!というパワーはもちろんないし、 そんなめんどくさいことは誰かに任せておこう。(笑) 私は、私の考え方で、マイペースにやらせてもらう。 ダイビングというスポーツは難しい。 何が難しいかって? 個人差が激しい。当然のことだが感じ方が違う。 ただただ蒼い海につかりまったりと40分。 で、大満足の人も居れば、 めったに見られない生物を目の当たりにしても、 まったく興味の無い人も居る。 価値観の違いは悪いがどーしよーもない。(笑) だから 私は、私の考え方で、マイペースにやらせてもらう。 私が私の価値観で良いと感じるもの、 お勧めできる物、伝えたい事、感じて欲しい事、 その他もろもろ。。。 でも、そこが一番難しいところ。(笑) もちろん、それをうさんくさいと感じる人も多いだろう。 それは、それで良いと思う。 人間だもの。(笑) 私にだって多少の「合う」「合わない」はある。(笑) ・・・・・なんて事を考えながら、ダイビング屋さんをしている。(笑) この写真は私の誕生日に撮ったお気に入りの1枚。 サイパン島からテニアンを越えてヤギ島という所。 ドリフトを終えて、ボート待ちながら安全停止の1コマ。 母親が大変な思いをして私を産んでくれた日の29年後に、 こんなに幻想的な写真が撮れるようになり、 それを自慢しに母親に見せると、 あーでもない、こーでもないといっちょまえにダメダシするものの、 数日後には壁に綺麗に貼ってあったりする。 で、ちょっとうれしかったりする。(笑) これもある意味、私がダイビングをするようになったから 味わえる感覚な訳で・・・・(笑) 10年後は何をしているかわからないが、 「ちょっとうれしかったりする。」事が、 この先もまだまだあるような予感がするので しばらく「海」から離れることは無いだろう。 2005/04/14 Keiji Hasuike |